螺旋の力~激流の拳法 - 陳式太極拳

その身に宿るは螺旋(らせん)の力~陳式太極拳は激流のような拳法です | JunoIwami

photo credit: Mulligan Stu via photopin cc 創造と工夫、心に明かりを ---------- もしも、あなたが結婚式を挙げるとします。 その披露宴の余興として友人に中国拳法の演武を頼んだとします。 もし、その友人が「陳式太極拳をやりたい」というピンポイントなことを言い始めたら、次の一言を返す事をお勧めします。 「ちからは、セーブしてね」 これを言わないと、下手をすると披露宴の主役はあなたではなく、その演武者になりかねないからです。 それほどに、「本気で魅せる」陳式太極拳は目にする者の意識を奪います。 それは太極拳というイメージを覆す「激流」のような太極拳なのです。 ●1.「剛柔相済」の太極拳 ●2.力強さを裏付ける螺旋の力 中年会社員武術家JunoIwamiが取り組んでいる太極拳は、主にこの陳式になります。 <<●1.「剛柔相済」の太極拳>> ある時は跳躍し、着地と同時に拳を振り落す。 踏み込んだ脚が引き起こす振動と音は体育館の二階の窓まで揺らし 打ちだす拳は、その全身にまとわりついた力を一気に開放する。 およそ「柔らかい」というイメージの強い太極拳とは逆の動作が目を引きます。 陳式太極拳は太極拳らしい柔らかい動作の中に力強く、豪快で、そして精緻な技が組み込まれています。 その姿は「剛柔相済」 柔と剛が同時に織り成す拳法です 大河の清流は静かに流れますが 時に岩にぶつかり波しぶきを立て、それでもなお進んでいきます。陳式太極拳は、そんな姿を連想させます。 <<●2.力強さを裏付ける螺旋の力>> 陳式太極拳の力強さは、他の太極拳にはない力の使い方がに秘密があります。 それは螺旋(らせん)を描く力 「纏絲勁(てんしけい)」と呼ばれる捩じる(ねじる)力の使い方です。 「纏」は「まとう」とも読みます。 「絲」は「糸」です。 まるで束ねられた糸が捩じれ、その身に纏うように、足先から拳に至るまで力のラインが描かれます。 たとえその人が小柄であっても、その明確なラインは大きなうねりとなって相手を襲います。 腕力だけでない、体力、体重だけでもない、全身を一致させることにより初めて感じる、自分の体全ての力という強力な武器 呼吸とともに打ちだす威力は、我が身の力をこれ以上なくハッキリと示し、見ている人たちには息をのむ迫力を伝えます。

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楠山祐輔です。ameba学生部門公式ブロガーです。母親の認知症介護を始めてから10年になります。ネットで大学などの授業を受講したりしてます。未完成の発展途上系のクリスチャンのブロガーです。神学校中退の四代目クリスチャン。ネットラーナー。投稿内容は、キリスト教とか、問いません。よろしく。 LINE ID : yukusu40

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