早いもので、先日来ご案内差し上げてきました 大阪シンポジウムが今週末に迫ってきました。 大阪と言えば先週、「万博」が決定しました。 関西、とりわけ大阪ではこの決定を大歓迎。 実際、これを契機に公共の投資も進められ、 民間投資も一定、誘発され、 日本人の消費も一定喚起され、 外需が増加することが十分に予想されます。 筆者もまた、 こうした効果が生ずるであろうと考えますし、 したがって、万博開催それ自身は、 大変に結構な事だと考えています。 しかし、 この万博開催にあまりに「浮かれる」ような事があると、 本来、やるべき事が「おざなり」にされ、 かえって、日本、とりわけ大阪の不況が さらに深刻化し、長引いてしまう事となってしまいます。 例えば、当方が毎週土曜日に出演しております 「正義のミカタ」という 関西・中京・北陸・九州でネット放送されている ニュース解説番組で万博が取り上げられた時、 番組でご一緒しております、ほんこんさんが、 次の様に発言されました。 「観光立国も怖い所があって インバウンドが来えへんかったら。 地場産業を育てることを考えやなあかん」 要するに、万博万博って浮かれてても、 大阪の本当の地場産業が発展しなければ、 万博には意味が無いのではないか、というご主旨。 まさにおっしゃる通り。 重ねて、ほんこんさんは、次のようにもご発言。 「未来社会とか言うねんやったら、 介護の人の給料をもっと上げたらなあかんやん。 そんなことも考えんと未来社会ってよう言えんなって。 外国人労働者を入れてヘルパーさん入れるわ、 施設の中では働けるけど訪問では出来るか? っちゅう話やねん」 これもまた、まさに、おっしゃる通り(!)。 そもそも今回の万博のテーマは、 『いのち輝く未来社会のデザイン』 ~多様で心身ともに健康な生き方、 持続可能な社会・経済システム~ この「健康」や「持続可能」といったキーワードを まじめに突き詰めるなら、 まずは「介護給与」をしっかり上げて、 若くて優秀な人材を 介護業界に集めることが必要不可欠です。 にも関わらず今、進められているのは、 「外国人労働者」の導入。
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